ぷよ35

ぷよm@s 35

 何故か34話35話と見てなかったのを今頃。ストーリーの展開はともかく、戦法の強弱・相性としては予想通りの結果に。

 以前に感想書いたときにちらと触れたけど、決してデスタワーが最強とは思えないんだよね*1。速攻・潰しに対してかなり弱い。動画では上手いこといったやつばかりを使っているからそうは見えにくいけど、起爆色が延々こないなんてザラなわけですよ。普通の5連鎖・4ダブに対してもそれで負けるなんてよくあるのに、況んや速攻2連鎖マルチに対してはをや。ペチ耐性だって言うほど強くない。基本形で組めばリカバリーできるのは本篇だったか講座で言われていたけど、参式のような1列目3列目も柔軟に活用していく形だとそういうわけでもなく。おじゃまぷよが降ってくる前に起爆する以外の対応がとれない。

 起爆色がこないというところに致命的に表れるんだけど、色が偏ったときの対応策に乏しいってのが最大の欠点だと思うわけです。2択3択から発火色を選ぶ、或いは、2箇所から起爆可能という形にはできない。*2

 理想型が来たときのパフォーマンスは他の追随を許さないほどに最強だが、そうではない場合でも一定のパフォーマンスを出せるかというところで不安定で、特に試合数を重ねた場合、安定して勝てるかというと疑問が残る。言ってしまえば、運ゲー要素も大きい初代のシステムに完全に乗っかっていて、運ゲーを否定する、或いは、運による差・バラつきをなるべく少なくする、という積み方ではない。それがデスタワー評っすかね。4ダブ致死と2ダブ速攻の両天秤*3だなんて柔軟な切り替えもできないわけで、対戦ゲームとしての相手への対応力の弱さも追加できるかな。

 と、以前に似たような趣旨を途中まで書いて投げて、答えとなる動画が出てから改めて書いたところで今更感溢れてるというか本当に前から思ってたのかよと言われてもしょうがないが、まあ書いたので投稿しておく。

 

 ストーリー展開は決まっていても、ここまで高度になってくるとぷよシーンの作成のハードルが非常に高く、それが故に制作ペースが落ちてるのだろうとは思うけど、期待せずに続きを期待したい。最終回の道筋を出しちゃったわけだし。それにしても、予想はしていたけど、真美の覚醒は楽しみですね!

*1:それでも充分に強いし、今話の美希はキチガイじみてる強さだとは思う。vs千早の1戦目、最終形自体はデスタワーでよくある形だけど、あの手順で組めるのははっきりいって頭おかしい。逆に2戦目、高い4列目に驚いてる演出があるが、こっちはごく普通の基本的な積み方。

*2:上から発火して4連鎖5連鎖になる時もあるけど、不確実だし所詮単なる遅い多連鎖でしかない。

*3:美希vs雪歩の3戦目など。