なろう諸々2

 ひき続き、なろうから簡単に。

 

こちら討伐クエスト斡旋窓口

 転生主人公らしく授かったチート能力を活かして冒険者として活躍するわけではなく、その能力を隠しつつも活かして、冒険者ギルドの窓口職員として活躍。ちょっとひねった切り口で面白いわけなんですが、話が進むにつれ冒険者的な活動というか主人公っぽい役回りになってしまうのが少々残念。結局こうなるのかと。現行7章途中で停止中。

異世界食堂

 その点、こちらの主人公はあくまで一般人で脇役を崩さず――いやまあ真の主人公は異世界食堂という場かつ現代料理だが、1話完結連作短篇オムニバス風に展開していくのは中々に好み。「場所」を主人公とするタイプの話全般に弱いと指摘されれば否定はできないのだが。

 しかし「自分達より下である、未発達な文明社会を見て優越感に浸る系」*1なんて評は核心を突いてるわけで、これに限らず頭の片隅に置いておかないといけないでしょーね。悪趣味だけど読んでて楽しいのは事実なわけで。