レトロゲー

やる夫たちはちょっとレトロなゲームで遊ぶようです

 レトロゲー(+小説漫画なども)の紹介。主に90年代のSFC~初代PS・SSの時代で、有名作ではなくマイナーだけど面白い、というのが中心。ストーリー形式で実際にそのゲームを遊びつつ紹介といった体で、ゲーム本篇の冒頭やプロローグなんかもAAつけて再現されたりしている。

 これで紹介されている数十本のゲームは、実際どれもやったことないし、それ以前に同世代でオタクやってる人ならプレイしてるのが大半であろう有名ゲームですら碌にやってない。それでも、これ見てると面白そうだなーって思うしやりたくなるのよね。それだけ紹介のされ方が魅力的だし、紹介されてるゲーム自体も名作なんでしょう。興味の持たせ方がかなりすごい。

 さらに、「どちらかというと学ぶ系なのに」という前置きを使っては失礼かもしれないが、ストーリーパートも地味に面白い。まずキャラが立っているし、おまけのアフターストーリーもそこまでの描写の積み重ねがあるとはいえ中々に。よくよく思い返してみれば「やる夫は神の暇つぶしでテンプレチート異世界転生をするようです」の同作者で、その別作品を~って流れで読んだから自明といえば自明だったかもしれない。