ジュカチュー

やる夫は魔法世界に流れ着くようです

 以前紹介をした作品ですが、無事完結。お疲れさまでした。折角なので頭から最後まで通しで読み返した。

 魔王を倒してハッピーエンドのおしまいおしまい、というタイプでない作品なだけに、話の終わらせ方ってのは難しいところがあるけれど、贅沢に色々使って綺麗に終わらせてたのがいい感じ。ヒロイン達とは結ばれずみんな仲良く友情ENDで終わらせ、誰かと結ばれた恋愛END?は番外編の形で後日に複数やってくれるとのことで、そちらも楽しみにしている。

 

樹海の中心で、ゲームシステム論を叫ぶ

 魔法世界の雑談スレというか別スレで裏話とか対談とか色々されてるんだけど、その話題の流れで紹介されてたこちらのスレが面白かった。作り手視点による、ゲームシステムについての諸々。まとめで読むより元スレの方がいいかな。ゲームシステムから外れてマスタリングだとか安価スレという形式自体についても議論が起こってて、直接的ではなくとも色々参考になる部分がある。

 「システムが世界観を規定する」とかいう言説は一見逆説的なんだけど、(創作的な都合の良さなんかを抜いても)考えていくと色々面白かったり。一般的な事柄に拡張させると、アーキテクチャとかアフォーダンスとかそこらへんのUI論あたりとかとも通じる。あとは、××な機能を持つモノが先に出てからそれの需要が生まれるとか、そういうの。そういったところで、色々と気づきの多いネタを読ませてもらったという独り言。