やら月

やらない夫の月は綺麗なようです

 超なげえ。長かった。ようやく現行に追いつきましたよ、って半エターみたいな状態だけど。

 大学生やらない夫と友人たちの、変人たちの馬鹿話+恋愛なんかの日常系、時々シリアス。やる夫wikiの紹介みたとき意味不明で笑えたんだが、それ以上にカオスだった。

 登場人物は作者とその友人たちをモデルにしていて、最初は普通に創作の作品なのよ。それがいつの間にか番外編としてリアル話も同じAAで投下されだし、面倒だからと本編の設定もリアル準拠に変わっていって、本編がループとかメタ構造してるからって番外編もこれ本編なって混ざっていって。私小説と随筆と創作が融合したような不思議な作品。

 こういうのもメインカルチャーに成り得ないネット文化ならではのもので面白い。んー、以前なんかの作品について「イマの時代の新しい私小説と呼べるのでは?」って評価した記憶あるんだけれどなんだっけかな。……検索かけたら出てきたけど、この話題は時期的によろしくないので伏せよう。ラーメンバトル。

 

 閑話休題

 しばらく中断してた後のリアル話がクズ過ぎて軽く引くレベルなんだけど、他人事だとバカだなーってゲラゲラ笑えていいすね。事実は小説より奇なりとは言うけれど、蓋し名言といったところ。身バレ防止でフェイク入ったりしてるとは思うけれど、たぶん出来事自体は事実と見た。自虐でネタにして笑わないとどーしようもないことってあるよね。自業自得でも。

 しっかし、即興であれだけ書けるのはすごい。モデルがいるのはともかくとしても、しっかりキャラの根本的な部分を作り込んでるから、勝手にキャラが動いてるってやつなんだろうね。あとは、純粋に文章も書き慣れてる。そんなこと言ってたし。定期的に書かなくなると書けなくなるのはリアルタイムで実感してる。自分の文章のリズムを忘れた。説明ヘタクソなのは前からだけど。

 

 好きなエピソードは、冒険者育成学校のTRPG回。続きどーなったんだろ。

 ……作中劇とか作中作とかでキャラの二重性が表れる構図大好きだな、改めて考えると。第四の壁が壊れるとか、厨二くさいの大好きです。ニコの卓m@sあたりも手ぇ出してみようかな。キャラとその演じるキャラが混ざりつつって構図の作品、たぶん確実にある気がする。というか間違いなく一番手っ取り早く探せる題材だ。

 

追記('14 4/4)

 自分用メモTRPGネタの回。それと、商業リプレイのライターがこのスレを言及してたのを見つけて露骨なステマ回になったことがあったんだけど見つからんね。